本日午後2:00より1時間半に渡り「一ノ瀬たけしさん」のコンサートを社内で催しました。
「高次機能障害」という聞き慣れない病と家族で向き合い歌手活動を続けておられる33歳の青年です。(病についてはたけしさんのホームページでご確認下さい。http://ichinose-takeshi.web5.jp)
大嶌屋はイベント事が多い会社です。月に1回位は何らかの催し事があります。準備も大変、経費も必要ですが、皆が仲良く仕事ができるようにと次々に企画し実施しています。本日のコンサートもその一環でもありました。終了後、何十人の社員が私に直接「こんな機会を作ってもらってありがとうございました」「自分の甘さを思い知らされました」「ものすごい感動を頂きました」と、次々にお礼を言ってきた事か。こんな事今まで一度もなかったので私も本当に嬉しくなりました。来て頂いて本当に良かったです。たけしさんはとても丁寧に一言一言心を込めて大切に、一生懸命歌われます。上手な人だけが歌で感動を与えられるものではないのだと初めて知りました。胸がいっぱいになる程の感動を頂き、お父さんお母さんそしてたけしさんに心からお礼を申し上げました。
たけしさんの今があるのは、家族と歌のお陰だと思います。特にご両親は自分たちの生きている全てをたけしさんに捧げておられます。壮絶な病気との戦いの末にたどりつかれた三人一脚のコンサートと公演活動に出会い、私たちも生きる事の幸せを改めて教えていただきました。人は誰しも苦しみに出会う事なく生きる事などありません。たけしさんが今生きている事、歌い続けている事がどれだけ多くの人に勇気や感動を与えてくれている事でしょう。ご両親のたけしさんを見つめる目がとても優しくそれに応えるたけしさんの目も信頼しきった穏やかさが感じられうらやましく思ってしまう自分がいました。
10月12日には福島の復興祭にご招待し、私たちも何人か同行させて頂く事をお願いしました。また。福島の被災地の皆様にきっとたくさんの感動を与えてくださる事でしょう。
感謝