私が依頼を受けてきた通販のコンサル企業様には、様々な目的がありました。大きく次の内容に分かれています。
①自社商品を通販で販売したい。
②通販をスタートしたが、軌道に乗らない。
③アウトバウンドを導入して販売力を強化したい。
④アウトバウンドは行っているが成果が上がらない。
⑤商品も決まっていないが、通販をやってみたい。
大体以上の5つの目的に絞られていました。
さて、私の4つ目のコンサルティングの内容に入ります。この会社(以下D社)は別に電気工事会社をされており、通販は相談がある1年前からスタートされていました。依頼されたのはD社に化粧品原料を納めている原料メーカーの営業担当の方で、私の知り合いでもありました。D社オリジナルの基礎化粧品5点シリーズの販売は、スタートから1年経過する中、商品原価に広告。その上に、人件費等がかさみ続け、億を越える赤字を出し、進退を決めなければならない状況にありました。
問題としては前記の②と④です。早速、会社の中を見せて頂く事になりました。関西まで足を伸ばし、この先2年に渡るコンサルスタートの日でした。
オペレーター全員の解雇から始まるD社の立て直しは、それこそ命がけの仕事でした。途中で、もうダメかもしれないと何度思ったか分かりません。今思えば、よくもあの状態の会社のコンサルを受けたものだと恐ろしくなります。怖いもの知らず。今より多少若かった事。そして、一番はコンサル料が会社を存続させる為に不可欠だった事が、安易に受けてしまった理由でした。
卵油屋さんの時のような成功の裏付けもないコンサルティングは手探り状態の中、2年もの月日がかかる事になりました。2年間の内容は次回のお楽しみという事で。
朝・夕はめっきり冷え込んで参りました。日中との気温差で体調を崩されないようくれぐれもお気を付け下さい。
玄関の花が変わりました。生花を加工(プリザーブドフラワー)してあり、5年程変わらないそうです。
波乱万丈の通販人生 その12
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