発泡酒の通販を１年がかりで準備し、やっとの思いでスタートした途端、失敗をつきつけられたE社社長さんはヨーロッパから到着したばかりの膨大な商品と印刷済の山のようなチラシを前に顔色を失われていました。
翌日訪問した際に社長は私に尋ねられました。
「一昨日、うちのチラシを見た時の大嶌さんの表情が気になっていました。このチラシの内容に何か問題はありませんか？」という内容でした。「このチラシでは売れないと思います」と私は即答しました。
“こうすれば売れる”の答もないままに無責任極まりない私の返事にしばらく取りとめのない話をした後、社長は「300万円準備しますので、この発泡酒を通販で売る道を捜して下さい」と言われました。
世は酒ディスカウント専門店の全盛期でした。しかし、数年後に酒類販売の自由化が決定していたのです。
E社社長は生き残りに強い危機感を持たれており、一晩一睡もしていないと言われました。現在、お願いしているコンサルティングの先生は近日中に終了してもらうとの事、私は燃え上がりました。
一つは私の一瞬の顔色を見て、心を読み取られた社長の眼力。この人は信頼出来る、何とか助けてあげたいと思ったこと。もう一つは、私の悪いクセ、前任のコンサルティングの先生への負けるものかという強い思いです。
それから一年半、私はこの酒屋さんと運命共同体でした。人間やれば出来るんだと大きな自信に繋がったE社の驀進劇は次回のお楽しみということで……。
1月25日(土)、社内のボーリング大会＋新年会が催されました。
4人１組で競ったボーリング大会では、とんでもなく足を引っ張る私がいるにも関わらず、３人のお陰で私のチームは優勝しました。
バンザイ！！
終了後は選果場で時間制限のない新年会です。大盛り上がりの中、楽しく終了しました。今年も頑張るぞ！
