風の丘から嬉しい嬉しい来年のカレンダーとお礼のお手紙が届きました

風の丘から嬉しい嬉しい来年のカレンダーとお礼のお手紙が届きました




 大野先生からカレンダーのプレゼントが届きました。震災後、絶望の中から歯を食いしばって、一日一日を必死に風の丘美術館を復興させるために過されている先生の手紙が添えられていました。手を差し伸べてくださった皆様へのお手紙です・・・。また泣きました。




熊本地震からもうすぐ半年。
皆様には大変なご心配と数々の励ましをいただき感謝です。今、スタッフ一同元気に、もう一度笑顔の空間に風の丘を戻したいと日々頑張っています。
谷に落ちた丘も工事の準備中です。本館もレベルアップして何とか来春にはお客様をお迎えしたいと思っています。
四月十六日の本震、そして六月二十二日の大雨、美術館への道が流されました。もうだめだ。前にも後にも動けなくなり途方に暮れている時でした。私の電話が鳴り始めました。「大丈夫ですか?」「ケガはないですか?」全国の人からでした。
又、無くなった道を谷に下り、そして、よじ登って水を運んで下さる様子を見ながら思わず手を合わせていました。
「絵をご自分の道場に飾りましょう」と声をかけて下さった玄海ご夫婦、「会社のスタジオをギャラリーにしましょう」と復興支援の窓口になって下さった大嶌屋さん、はた又「講演会に来てください」と企画してくださる方々、やさしい思いやりに何度も何度も頷きながら涙をかみしめる毎日でした。
辛い時よりも悲しい時よりも、嬉し涙を流させてもらったありがとうの日々でした。それはあったかいエネルギーを生み出す大きな力でした。
「歳をとったから涙もろくなった」と私。「いや暑いから水分の取り過ぎですよ」と冗談を言いながら笑っているスタッフの目にも光るものが輝いていました。
長いようで短い月日だったような気がします。本当の大変さはこれからかも知れませんが、もう心が走り出して止むことはありません。皆様の励ましの言葉、笑顔を感じているからでしょうか。
今日はそのありがとうを少しでも形にしてお届けしようと、来年のカレンダーを贈ります。
これはほんのお礼の万分のいちです。本当のありがとうはこの風の丘美術館をまたオープンさせることです。必ずオープンします。頑張ります。
そんな感謝の日々の中で、先日は又、大嶌屋さんの方から皆様からお預かりの義援金を届けていただきました。ありがとうございました。
お礼が大変遅れて申し訳ございません。復興の資金として大切に使わせてもらいます。
今、日本中が、いや世界中災害が起き易い時代を迎えてる気がします。どうぞこんな災害が少しでもなくなる世の中でありますように。そして守られている皆様でありますように。ご多幸を祈ります。

風の丘美術館 大野勝彦


 やっぱり先生は、偉大で、とても素敵な九州男児です。これからもずーっとそばにいて先生の優しさや強さを少しでも見習っていきます。
 頑張れ先生!!みんながついています!!




今日も読んでいただいてありがとうございました。

感謝


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