1月28日、歌手の門馬よし彦さんが、地震後、4度目の来熊をしてくださいました。今回は、女性シンガー2人も一緒で、3人の歌声を楽しませてもらいました。
南阿蘇の仮設住宅がメインだったのですが、早めに出発して大野先生の風の丘に立ち寄りました。先生は山の中へ、かずらを取りに行かれていましたが、受付の人が、電話を掛けてくれ、降りて来てもらいました。
門馬さんは、今回2度目の訪問でしたが、なんと 大野先生・事務員さん2人そして、運転手の私。たった4人のために歌ってくれたのです。
何も悲しい訳でもないのに、気が付けば、涙が流れています。見ると、2人の事務員さんも涙が止まらない様子。先生も、目元を真っ赤にされ、「元気をもらいました」と、とても喜んでくださいました。
その後、仮設住宅に移動し、少人数ではありましたが、ものすごい一体感のある、暖かいコンサートになりました。
そんな中、今回お世話をお願いした増田さんの娘さんが、みなさんへと手紙を書いて来てくれたのです。とても小学4年生とは思えない文章でした
わたしたちのためにとおいところからきてくださってありがとうございます。私は糸のきょくがいちばん心にのこりました。そのほかもイルカの「なごり雪」などたくさん私がしっているきょくがきけたのでたのしめました。
ありがとうございました。
目をつむってきいていると糸のきょくは、本物の人がうたっているようなので、おどろきました。
地しんがあり、苦しい思いをしたけれども、ふくしまも熊本もいっしょに力をあわせてがんばりましょう。
今回は、ありがとうございました。
またきてくれることを願っています。
はなれていても心は一つ。私たちと、ともにがんばりましょう。
今回は、本当にありがとうございました。
たのしかったです。
またぜひきてください。
帰りの車の中、門馬さんが声に出して読み始めたのですが、途中から読めなくなり、皆で回し読みをし、しばらくシーンと誰もしゃべれませんでした。
2泊目は、プロデューサーさん共々、自宅に泊まってもらい、翌朝会社に朝礼から入って、ミニコンサートをしていただきました。
その際に、夏音ちゃんの手紙を読ませてもらいましたが、涙ぐんでいる人が何人もいました。
素晴らしい歌声に水を打ったように皆聞き入り、今回もたくさんの感動と、元気をいただきました。
先日、燃えるような夕焼け空の太陽に出会い、しばし車を止め、見入ってしまいました。
今日も読んでいただいてありがとうございました。