3月29日熊本商業高校簿記部31名先生1名が朝礼見学に来られました。
以前より倫理法人会の中でも高校生が朝礼をやっているということは噂で聞いており、さらに私たちが講演を聞きに行った、ジャパネットたかたの高田前社長や株式会社タニサケの松岡会長の講演会でも簿記部の人たちとバッティングしたことがあります。
熱心な先生がおられるもんだなぁと遠くから眺めていました。まさか高校生が大嶌屋の朝礼を見学に来るなど思ってもいなかったので、とても驚きました。
朝礼見学の間、1人残らず顔は発表者に向けたまま手元では必死にメモをとっています。日ごろからそういう習慣が付いているのでしょう。
終わった後の「質問はありませんか?」と言う問いかけに一斉に全員がまっすぐ上に手をあげました。
熊本県立商業高等学校 簿記部のみなさんの朝礼様子
一つ一つの質問は非常にレベルが高く、私も気合を入れて答えて行きました。質問を終了した後代表者7名による朝礼を見せてもらったのですが、その迫力に圧倒されてしまいました。
生徒さん達の人の話を聞く『姿勢、言葉遣い、佇まい』。
どれをとっても大人の私たちが恥ずかしくなるような立派なものでした。翌日は全国から8企業10名の朝礼見学がありましたが終了後質問はありませんかとの問いかけに対し誰1人手をあげる人はいませんでした。
順番に当てていけばみんな何か質問はあるのです。さっと手をあげるというその行動はなぜ皆できなくなっていってしまったのでしょうか。大人になるにつれ大切なものが削られ、必要でもないものが身に付いていくのではと考えさせられた出来事でした。
全く話は変わりますが、先日ニュースのなかの芸能コーナーで芸能人の離婚や再婚の話をされた後、コメンテーターの人が
「人は判断力が衰えると結婚し、忍耐力が衰えると離婚をする。そして記憶力が薄れると再婚をする」と言っていました。
そしてそれは飲み屋に行った便所の中に書いてあった格言だそうです。笑いました。でも深いです。
桜の満開はもうすぐ目の前です。しばらくの間春を満喫しましょう。
本日もお読みいただいてありがとうございました。
感謝