『風の丘 大野勝彦美術館』の館長・大野勝彦先生の絵手紙教室”やまびこ塾”に2度目の勉強に行かせてもらっています。
3年前に初めて通った際は右も左もわからず、あっという間に3ヶ月が過ぎてしまいました。
今回2回目の勉強会で何となく少しだけコツのようなものがわかってきたように感じます。
先日、2つの面白い出来事がありました。
1つ目は雨にぬれた絵手紙です。
雨にぬれてしまった絵手紙
写真の右と左は1セットで送る絵手紙です。
右は“根菜を食べて、根性をつけて”という文字が入っており、左のにんじんとごぼうの頭の部分が書いてあったものです。
不注意で右の絵手紙を雨でぬらしてしまったのです。
もはや何が書かれていたかも不明ですが、よく見るとぼかし具合が何となく味があって素敵です。
こういう使い方もありかなと思いました。
2つ目は魚の絵です。
左は私作・右は孫が書いた魚
塾では簡単な宿題があります。私がそれをやっていると4歳の孫が「俺もやりたい」と言います。
うるさいので左の魚を私が書いて、「これを書きなさい」と紙と筆ペンを渡しました。
しばらく放っておいて、チラッと見ると右の魚が出来上がっていました。
左と右では、明らかに右の孫の書いた方が絵手紙向きです。
「参ったな」と思いました。
見たものをそのまま模写するのも良いですが、感じたまま特徴をとらえて書いた方が絵手紙らしくなることが理解できました。お腹に文字を入れると良いですね。
思いがけない気付きでした。
「上手ねぇ」とほめたら何百匹も書いていました。
やまびこ塾は単に絵の書き方を学ぶ場所ではありません。
絵や文字よりも心のもち方や行動力が身につきます。
例えばみんなの前に立って自分の作品を見せて説明するのですが、その際「上手く出来ていませんが・・・」など自分を卑下するような言葉を使うと先生におこられます。
上手く出来てないのはみんな知っています。わざわざ言い訳はいりませんというわけです。
他にも多くのことを学べるやまびこ塾は先生の人柄で続いていると思います。
現在46回目だそうです。
絵手紙も少しは上手になりました。
楽しいひと時です。
やまびこ塾に通い絵手紙が上達しました。
本日もお読みいただいてありがとうございました。
感謝