JR九州の鹿児島中央駅の売店で『ボンタンアメ 』と『兵六餅』『さつまいもキャラメル』というセイカ食品の駄菓子を見かけました。
ボンタンアメが懐かしくてつい買ってしまいました。
新幹線の中、さっそく食べてみると思った通りの味でとても美味しく、となりにいた4歳の孫に「グミみたいで美味しいけん食べてみて」と渡しました。
なんの迷いもなくオブラートを必死ではがしながらパクッと食べてかんだその瞬間「まずっ」と口から出してしまいました。
私としては甘さも控えめで「美味しい!」の言葉が聞けると期待していただけにがっかりし、なんで嫌いなんだろうと不思議に思いました。
今時のグミだったりポテトチップスだったりは甘いかしょっぱいか味がはっきりしていますよね。
このような味は今の人たちには受けないのかもしれません。
それにしても私の子供の頃からあったこの飴、いったいどんな会社がどんな風に現在も作り続けているんだろう?
疑問に思い私はインターネットで「セイカ食品」を検索してみました。
出てこないかもしれない。小さい工場で手作りしてるかもしれない……。
失礼いたしました。会社は年商300億の大会社でした。
セイカ食品株式会社
鹿児島の南国白くまアイスも作っており、支店、関連会社もドーンと抱えるものすごい会社でした。
大正時代(大正8年)から現在まで90年余り続いていることを考えてもただの会社ではないですよね。
一部分だけを見て判断してはいけないといういましめとなりました。
対人にしても同じです。
ちょっとしたことでその人の全体を知った気になり、好き嫌いを決めたりしないようにしようと改めて心に誓いました。
本日もお読みいただいてありがとうございました。
感謝