平日は仕事、土日は野球。私たち家族は旅行とはここ3年縁がありませんでした。
お盆休みの中間、14日に熊本工業高校の甲子園2回戦が重なり、観戦のため急遽13日の朝からバタバタと家を飛び出しました。
当日予約で入ったホテルでの出来事です。
私と下の孫はいつも一緒に寝ているため、ホテルの部屋も当たり前のように一緒です。
部屋に入った私は何気なく靴を履いたままベッドに寝転がりました。
すると孫が走って来て両方の靴を脱がせます。
靴はベッドからはみ出していたのですが孫にとっては超びっくりの大変なことだったらしく「ばあちゃん！なんで靴履いたままベッドで寝ると！？」と鬼の形相です。
「外国では靴履いたまま家に入るし、ベッドにも靴履いたまま寝ることあるよ」と言った私に返って来た言葉が表題の「ここは”ニッポン”だぞー!!」でした。
孫と一緒にいると大人にとっては当たり前でも孫にとっては「意味が分からない！」ことが一日に何度も発生します。
「飛行機と新幹線はどっちが速い？」「だったら新幹線と車はどっちが速い？」「じゃあ飛行機とバイクは？」と続きます。
大人にとっては苦笑いの質問ですが孫は真剣なのです。
私はこのときを一緒になって楽しむことにしています。
「そのうち分かるから」とか「そんなことも知らんと！？」とは言わず、分かる範囲で説明します。
全く知らないことを説明する話し合いは無限に広がり余計に訳が分からなくなることも多いのですが最後に「分かった!!」と言われるときの嬉しさはなにものにも代えられません。
あと何年このような会話を楽しむことができるのでしょう。
何を聞いてもまともな返事が返ってこないと孫から思われないよう一緒になって考え、一緒になって楽しみたいと思います。
残暑御見舞い申し上げます
本日もお読みいただいてありがとうございました。
感謝
