人助けのあとの清々しさ


夏の日差しには注意が必要です

8月22日(木)、お昼に会社から自宅に帰る途中不自然な動きをしている2人連れに出会いました。

徐行しながら様子を伺うと、どうも具合が悪くなった女の子を男の子がおんぶして2台の自転車を持て余している感じです。
後ろからも前からも車に挟まれ動き出した私は「誰か声を掛けてくれないか」とバックミラーを見続けていました。
結局誰も止まることなく2人は取り残されたようだったため、私はUターンしてその場所に戻ることにしました。

車を脇に止めて「どうしたと?」と聞くと、女の子が熱中症らしいとのこと。顔面蒼白な女の子は口もきけない状態でした。
「病院に連れて行こうか?」とたずねると、家に帰って休めば治りますと男の子が答えました。家を聞いたら2〜3km先です。
私は女の子だけを車に乗せ家まで送ることにしました。
男の子は2台の自転車を押して帰ると言いますので残して行くしかなかったのです。

我が家に帰ると常務(嫁)が家におりましたので手早くその話をすると「私がその自転車を1台代行運転してやるけん乗せていって」と言うではありませんか。
私は嬉しくなり小学生の孫と嫁の2人を乗せて、歩いて帰っている男の子のところへ向かいました。
嫁が1台を預かって乗り、孫は走って私は車でという珍道中で女の子を降ろした家に向かいました。

男の子は心配だったらしくドンドン家に走って帰りました。
家に着き、嫁が自転車を渡すと何度も何度も「すいませんでした、ありがとうございました」と頭を下げてくれました。
女の子も元気になったようで嫁と孫と3人でなぜかウキウキしてニコニコが止まりませんでした。


自慢の嫁と可愛い孫たちです

2人にはきっと喜んでもらえたと思いますが私たちはそれ以上に人助けができた喜びに溢れていました。
人に喜んでもらえる清々しさは私たち3人をとてもハッピーにしてくれました。

本日もお読みいただいてありがとうございました。

感謝