人吉は素晴らしいところでした

先日、友人夫妻と3人で人吉巡りをしました。
私と同い年の夫妻とはまだ2年ほどの付き合いですが、とても話が合います。

2人は熊本県の人吉に住んでいますが、生まれ育ち諸々はずっと県外で暮らして来ました。
子供たちも独立し、終わりの住処を探して日本中を車で回り、ほぼ車中泊。自炊で日本中を回ったそうです。

そして、最も素晴らしいと気に入ったのが人吉で、今は素敵な家を買って住んでいます。
私も人吉には何十回も行ったことがありますが、そこに住みたいと思うほどの良さは見い出せませんでした。

今回1日がかりで車中で2人の人吉への想いを聞いて、感動を貰いました。
人吉には33の神社があり、たくさんの観音様が祭られています。


日本七仏薬師の一つである「谷水薬師」というお寺です

ところがなかなか来る人が少なく、存続するのもやっとの状況で、地元のお年寄りがお手伝いで留守番や掃除、炊き出しなどもされているそうです。
ここをなんとかしなければと2人は一生懸命です。

他にも人吉には素晴らしい歴史や28の酒蔵・建造物などがたくさんあるのに知られてないのがもったいないと、2人とも仕事を抱えながらも人吉の今後について熱い想いをドンドン膨らませています。

今、生かされていることに感謝して恩返しの人生を生きようとしている2人に羨ましさもあり、感動を抱きました。

お隣、あさぎり町には日本で一つだけしかない駅名に「幸福」がつく幸福駅があります。そこには幸福を願う絵馬が飾ってありました。
コンテストの入賞作品は、ほっこり笑えるものやジーンと来るものもあり、行っただけで幸せな気分になりました。


さまざまな願い事を書いた絵馬がありました

昼は美味しいおそばをいただき、五木村まで足を延ばして1日が終りました。
ふる里でもない人吉を愛してやまない2人に感謝です。

本日もお読みいただいてありがとうございました。

感謝