9期生の入社式が4月1日、大嶌屋スタジオで行われ、今年は女性2名・男性1名の計3名が入社しました。
3人とも本当に明るくて爽やか。こんな若い仲間を迎えられたことを嬉しく思います。
入社式のなかで、昨年入社した杉本さんから歓迎の言葉が送られたのですが、その内容が素晴らしかったので、ちょっと長いですが紹介させてください。
新入社員歓迎の言葉
新入生の皆さんこんにちは、この度はご入社誠におめでとうございます。
8期生の杉本と申します。こうして顔を合わせて話させていただくのは初めてですが、こうやって『初めまして』と言えることを心から嬉しく思います。
今日は皆さんにとって一生に一度の入社式ですので、何か少しでも心の片隅に残せるように、新卒一年目を満喫した身としてお話します。
おおしま屋は経営理念にも出てくるように『ご縁を大切にする』会社です。
今日から『 社会人』への一歩を踏み出した時、みなさんの後ろには『 おおしま屋』の看板がかかることになります。
これから沢山のお客様もしくは農家さんと関わりを持っていきながら、これまで周りの環境に守られていた側からおおしま屋の看板を一緒に守る側へと変わるのです。
私たち8期生も、ちょうど一年前は皆さんと同じ場所に立っており、そこからお客様の対応や研修、イベントなど、会社に出て多くの『初めて』が飛びかう毎日を過ごしてきました。
そんな日々はとても新鮮でしたが、もちろん楽しいことばかりではなく、お客様からの厳しいお声をいただいたり、時には周りと自分を比べてしまったり、思い描いていたことと現実が少し違ったり、小さくも大きくも、全員がそれぞれに迷いを持っていました。
そんな時行ったのがみんなでテーブルを囲み、腹の中にあるモヤモヤを全員が吐き出すことでした。
私がそこで学んだのが、『助けて』と声に出してみんなを頼ることの大切さです。
ご年配のお客様とのトークで悩んでいた私は、その一言で一緒になって考えてくれる仲間がいることに気づかされ、みんなからもらった考えはお客様とトークをする上で自信にも繋がりました。
私は『助けて』は情けない言葉ではなく、『できない自分』から『できる自分』へ一歩前進するために必要な言葉だと考えます。
きっと皆さんにも、働いていく中で目の前の壁を乗り越えるために悩む日がやってくるかと思います。
ついこの前までそこにいた私達だからこそ伝えたいです。そんな時は周りを頼ってください。
新卒一年目はそれが思いっきりできる期間です。
ぜひ隣のベテランのパートさん、上司の方々、他部署の先輩方、そして私達8期生に皆さんの声を聞かせてください。
そして一緒に考えて、一緒に悩んで、一緒に笑って、沢山のことを経験しながらおおしま屋を盛り上げていきましょう。
そして一人でも多くのお客様におおしま屋の『美味しい』を届けましょう。
ここで働く日々が、皆さんの素敵な人生の一部になればいいなと感じます。
以上簡単ではありますが、歓迎の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。
1年先輩としての優しさにあふれた、とても心にしみる歓迎の言葉でした。
同時に8期生の面々の成長も感じることができて良い入社式になりました。
新入社員3名には先輩の8期生が一人ずつメンターとして付いてサポートしていきますが、きっと先輩も思い悩むことがあるでしょう。
受け入れた私たちの責任として、これからの大嶌屋を担う若い世代をしっかりと育てていかなければと決意を新たにしました。
本日もお読みいただいてありがとうございました。
感謝