一年間でほんの一週間ほど私たちの目を楽しませてくれる蓮根畑の花。
里芋の葉に似た大きな葉っぱのなか、白や薄ピンクの花は神々しくも見えます。
仏教で花と言えば蓮ですが、仏様の回りや仏像のそばには必ず蓮の花があるからでしょうか。
なぜだろうと思い調べてみました。
普通、花は(チューリップ、バラなど)地面に咲きますが蓮は沼地の泥の中から咲き上がります。
泥の中から咲き上がっても染まらず、美しい花を咲かせます。
これは 淤泥不染 と呼ばれ、このことが極楽浄土の花になっているようです。
私の地元は蓮根の産地であり、毎年うっとりと花にみとれるのですが、今年はコロナから大水害と辛いことが多く、いつものように心安まるためではなく仏様に祈る気持ちで畑の前に立ちました。
「復興が早く進みコロナも一日も早く落着きますように」と、祈らずにはおられませんでした。
本日もお読みいただいてありがとうございました。
感謝