聞くと聴くの違いは

同じようなことを表す漢字なのに違う文字を使うというのがたくさんあります。
例えば、「寂しい」と「淋しい」、「降りる」と「下りる」、「暑い」と「熱い」などなどです。

1つ気になった漢字がありました。「聞く」と「聴く」です。
なぜ2通りあるのか、どんなときに使い分けるのか考えてみました。
ネットで探せば答えはすぐ出るのでしょうが、何となく自分なりに考えたいなと思ったのです。


聞くは、耳でとらえた音、私たちの周りは余程夜中でもない限りいつも何らかの音がしています。
工事の音、車の音、なんとなくつけてあるテレビの音などですが、このようなときはきっと聞くを使うのが合っていると考えます。

そして聴く…これは10個の目と心できくということではないでしょうか。
最たるものは人の言葉です。
人の話は「聞く」ではなく絶対「聴く」方が相応しいと思います。
人の話は聞き流しては行けません。
話されている人の言葉の後ろにある想いや、現実に心を寄せ真剣に心で受け止める聞き方をするとき、「聞く」は「聴く」に変わるのではないでしょうか。



自身も聴くことのできる人になりたいと強く思います。
そういえば思うと想うもきっと違いがあるのでしょう。
真剣に考えると、とても楽しくなります。

気付いたら少し足を踏み込んでみるのも面白いですよ。

本日もお読みいただいてありがとうございました。

感謝