熊本出身のタレントのコロッケさんは、右の耳が聞こえません。
子供のころに中耳炎にかかりましたが、家が貧しく母に心配をかけたくないためにずっと黙っていました。
中学生になり、ある日突然右の耳に激痛が走り倒れてしまい即入院しました。
結局、右の耳がまったく聞こえなくなってしまったそうです。
そのときコロッケさんは、落ち込むことはありませんでした。
「残っている左の耳があるじゃないか」と開き直り、いろいろな場面で工夫をこらしながら生きてきたそうです。
それは、お母さんが「これだけを守っていけば、なんとか生きていける」と教え続けてくれた『あおいくま』があったからだといわれます。
そう思って一つ一つゆっくり読み返してみると、なるほど納得がいきます。
あせるな・おこるな・いばるな・くさるな・まけるなの頭文字を合わせたものです。
テレビで見ていても、耳の不自由さなど全く感じられないコロッケさんですが、この話を聞いて、あの明るさや恥ずかしげもないモノマネができるようになったのは、もしかしたら片方の耳が聞こえなくなったからかもしれないと思いました。
孫が学校から帰ってきて嬉しそうに靴下を見せてくれました。
大穴が2つ空いています。
運動会の練習で空いてしまったのでしょう。
この子にもあおいくまの話を聞かせ、どんなことにも負けない強い心を養っていってほしいと思いました。
母さんの「あおいくま」 (新潮文庫) コロッケ https://t.co/6Qst7WJNmI @amazonJPより
— おいしさつなぐ大嶌屋－おおしまや－ (@oshimaya_jp) October 8, 2021
本日もお読みいただいてありがとうございました。
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