大嶌屋では毎日朝礼で心温まる話を共有しています
大嶌屋では朝礼の中に“あったかエピソードの共有”というコーナーがあります。
「身近で最近ほっこりしたこと」「昔こんな暖かいことがあった」などを発表するコーナーです。
先日、１９歳の女性社員からこんな発表がありました。
夜遅い時間、友人と二人で温泉に行ったとき、脱衣所の長イスに裸のおばあちゃんが横になられてました。
私たちは「大丈夫かな？」「具合悪いんじゃないかな？」と心配しつつも声を掛けられずにいました。
すると少し離れた場所で髪を乾かしていた女性が近寄り「おばあちゃん、大丈夫ですか？」と声を掛けられました。
大変な状態ではなかったのですが、少しお風呂でのぼせてふらつかれたようでした。
私たちはその女性の勇気に感動していたのですが、それだけではありませんでした。
女性は自動販売機からポカリスエットを買ってきて「これを飲んでください」と渡されたのです。私たちはその女性の優しさに感動し、これからはこのようなことがあったら勇気を持って声を掛けようと決めました。
ざっとこんな内容でした。
実は私も先日同じような場面に遭遇しました。
病院の待合室で杖をついたおばあちゃん（私も十分すぎるおばあちゃんですが）が支払いをするため小銭を出されたとき、バッグの中身が机の上に散らばってしまい、さらに杖がパタンと倒れてオロオロされていました。
腰を曲げずに拾えないらしく、もたつかれているのを見て、助けようかと私は一瞬迷いました。
すると別の方がすっと近づき、杖を拾って渡されたのです。
その迷いの時間で私は先を越され、とても恥ずかしくなってしまいました。
女性社員の件もそうですが、乗り物で席を譲ったりするのも“断られるかもしれない”など余計なことを考え、躊躇してしまう自分がいます。
これからは迷いをなくし即行動で、後悔のない動きをしようと決めました。
朝礼を通して思いやりの輪を広げていきます
本日もお読みいただいてありがとうございました。
感謝
