親の愛以上の愛はありません パート2

親の愛以上の愛はありません パート2


 今週も”心温まる体験談”優秀作の中から紹介します。母の愛情あふれる良いお話で、先週はどちらの話を紹介しようかと、最後まで悩みました。今回は緒方正代さんの発表です。


心温まる体験談コンテスト



コンタクトセンター 緒方正代(おがた まさよ)

 「心のふるさと」母よりの年賀状(荒木忠夫著)を読んで、3年前90才で亡くなった母のことを思い出しました。
 約50年前、私は高校卒業後に大阪で就職して、しばらくは慣れないこともあって頻繁に手紙を書いていたのですが、2〜3年も経つと慣れて、手紙の方もなかなか出さなくなってしまいました。
 当時、携帯電話はもちろんなく固定電話も全家庭にはなかった時代で、我が家にもなく近所のお店から呼び出してもらっていました。
 そんな時、母から小包が届きました。開けてみてびっくりしました。自宅宛の返信用封筒が30通くらい、住所も書いてあり切手も貼ってあるものが届きました。中の手紙に、「”元気です”の一言でも良いから返事ください」と書いてあり涙したことを思い出しました。
 私も母となり、祖母となった今、よく子供が孫に反抗されてカッカとなっているのをたしなめて、「子供は親の背中を見て育つからきちんとしないと」って言ったら、「じゃあ私もお母さんの背中を見てたから気が短いんだネ」と言われドキッとしました。
 親が亡くなって初めて親のありがたさ、また親に守られていたんだなあとつくづく思いました。もうすぐお盆を迎えるので、お墓参りに行って母と話をしてきたいと思います。


 親はいくつになっても子供の心配をするものですし、子供の幸せを願っています。親の愛の深さというのは、子供には計り知れないものなのかもしれません。
 今週、兵庫県淡路島から玉ねぎ農家の迫田(さこだ)さんが来社されました。とても甘くて美味しい”とろたまちゃん”を作っている農家さんです。淡路産玉ねぎの味にほれ込んで、ラーメン店の店長から玉ねぎ農家に転身してしまうほど、熱い気持ちを持っていらっしゃいます。


淡路産玉ねぎについて話す迫田さんとスタッフの井川さん


 社員の前で玉ねぎの話をしていただきました。「日本一おいしい玉ねぎを作る!」ことを目標にして日々研究を重ねているとても勉強熱心な農家さんです。遠くからわざわざ来ていただいて、ありがとうとざいました。

今日も読んでいただいてありがとうございました。

感謝
大嶌法子