久し振りに母ちゃん登場
たんすの写真を母に見せたら…
先日実家に帰り、弟嫁と母と三人で話しをしていた時の事です。
私は、使わなくなった洋服だんすを「使うならあげるよ」と、弟嫁に携帯で写した写真を見せていました。
すると母は、携帯を見ながら
「どこにあっとかい?」
と聞きます。
「まだ家にあるけど、運ぶのがねぇ」と私。
「そんな小さいのはいらん」と母。
「いやいや、結構大きいよ」と私。
嫁さんも「まだ新しいし、家にあるのちょっとゆがんでるから、もらおうよ」と言います。
最後に出て来た母の言葉に、二人共目をまん丸にして絶句です。
「そんな、携帯に入るような小さいたんすは、いらん」と母。
「はーーーーー!?」
一瞬ボケたかと思ってしまいましたが、極めて素なのです。
母には、携帯に写っているたんすの大きさが、想像出来なかったのでしょうか?
それにしても、現在86才の母はボケもせず、ひ孫のもりをしています。
その日も、二人で抱える様な大きい樽に、山盛りの大根の皮をむき、漬物にしていました。
元気でいるのをいい事に、最近は顔見せが遠のいています。
大根の漬物楽しみです
親は生きていてくれるだけで、感謝感謝。
「法子が来ると元気が出る」と言ってくれる母です。
弱気になる時もあるでしょう。
親孝行は、どれだけやっても足りる事はありません。
母が喜ぶ事なら、何でも叶えてあげたい。
きっとそれは、顔を見せる事が一番だと知っています。
いつか、言い忘れない内に
「母ちゃん産んでくれてありがとう。母ちゃんの子供で良かったよ」
と、言葉で伝えたいと思います。
今日も読んで頂いてありがとうございました。
感謝