心温まる体験談コンテスト
8月の大賞が決まりました。
8月の大賞が決まりました。
心温まる体験談コンテストという行事を、8月からスタートしました。
その名の通り身近で起こった、心が温まるような出来事を文章にして、提出するものです。
日常の中で、アンテナを立てていなければ、見逃してしまいそうな出来事にも、奥深く見て考えれば、その中にいくつもの思いや温かさが、ひそんでいたりします。
身の回りで起こっている事を軽く受け流さず、根っ子にあるその人の思いを推し測るそんな心を持てる人になって欲しいと考え、始めてみました。100人を越える社員から応募がありました。
その中で、栄えある一位に選ばれた内容をご紹介します。
心温まる体験談コンテスト
心温まるで賞
—合志支店 合澤かおりさん—
大嶌屋に入社して、丁度1ヵ月の日でした。いつもの様に、1件1件緊張しながらお客様に電話をかけていました。
お昼すぎに、東京にお住まいで80才のおばあちゃんのお宅へ電話した所、ものすごく優しいおばあちゃんで、でも1人暮らしで沢山食べる事のできない方だったので、みかんではなく、林田さん家の干し柿をオススメしました。
長い時間おばあちゃんの昔話を沢山聞いていた中で、『干し柿を送ってちょうだい』と注文を受けました。
それから1ヵ月後、そのおばあちゃんのカルテは斜め前の同僚が受けもっていました。
同僚が『大嶌屋です』と言うと『合澤さん?合澤さんは元気ですか?』とおっしゃっていた事を、後から聞きました。
1回しか話した事がなくもちろん顔も。
私の事を覚えていてくれただけでも嬉しかったのに、更に1ヵ月後、大嶌屋本社へ私宛てに、おばあちゃんからお手紙とかわいいプレゼントが送られてきました。
すごく驚いたのと嬉しさと・・・すぐにおばあちゃんにお礼の電話をしました。
2ヵ月ぶりにお話しをして、変わらず優しい声・優しい話し方ですごくホッコリした気持ちになりました。
たった1度の電話だけなのに、私の中では、きっと一生忘れられないおばあちゃんになると思います。(^^)
私達は、商品のご紹介だけの為に、お電話をしている訳ではありません。平均年齢が60歳を越えているお客様の中には、1人暮らしのお年寄りもいらっしゃいます。時には、話し相手になり、少しでも楽しい思いをしていただければと考えての事だったのでしょう。
3名の入賞者だけを貼り出していた所、何人もの人が私のも貼り出して欲しいと言って来ましたと報告を受け、とても嬉しくなりました。
「こんな行いをすれば喜ぶ人がいる」「こんな事をしてもらったら幸せを感じる」「こんな一言で心が暖かくなる」
そんな「こんな」を見逃さない事で、自身の行いが少しでも変わっていけたらと願っています。
会社の回りには、蓮根の花が満開です。真白い花に、暑さを忘れて見入ってしまいます。
いよいよ明日は大野先生の講演です。
問題なく終れる様、社員一丸となって望みます。
●大野先生の講演会について詳しくはこちら>>
今日も読んで頂いてありがとうございました。
感謝