島原でとんでもないお店を見つけました。

島原でとんでもないお店を見つけました。

長崎のカステラメーカーさんと交渉する為に、島原に行って来ました。
カステラと言えばしっとりふわふわ、甘くて上品なお菓子です。カステラにはいつの頃からか、底面にザラメが着く様になりました。
あのしっとりした柔らかさを楽しんでいる時、ガリガリッとザラメを噛んだ時の食感はたまりません。
しかしこのザラメ、厄介な問題を抱えています。それは時間と共にカステラの水分に溶け込み、甘さは残りますがその存在が消えてしまうのです。そしてもう一つ、下敷きの和紙を剥がす時に、その最も美味しい部分が紙に付いて一緒に剥がれてしまう事です。
スプーン等で剥ぎ取って食べた経験はないでしょうか。ここ数ヶ月私は『この事をクリア出来ないものか?』と、ずっと考え続けて来ました。
そしてついに思いついたのです。まだまだ荒削りではありますが、メーカーさんが、「カステラは何百年もの歴史がありますが、こんな事を考えた人は初めてですよ!!」と頭をガックリ落とされました…、その内容はもう少し先までお待ち下さい。
さて、フェリーで島原に到着後昼食で立ち寄った漁師のお店『とっとっと』と言うレストラン。私はメニューを見て写真ではその大きさも量も計れないまま、三角形に盛られた美味しそうな天丼をお願いしました。
そして運ばれて来たその量にひっくり返る程びっくり!!
高さ30㎝はあるでしょうその丼は、とてもとても一人で食べる量ではありませんでした。
後でカタログを見たのですが、これは『挑戦者求む、普賢どか盛天丼』の名称で大食いの人の挑戦メニューでした…。ちなみに価格は1,480円です。決して高くはありません。海鮮丼も多種多様。
このお店県道から20m位入り込んだ場所にあり、通りすがりに入る店ではありません。私は県道沿いの『漁師のレストラン』の旗を目印に捜して辿り着きましたが、ドアを開けると芸能人の色紙が壁一面にびっしり貼付けてありました。
接客も自然で感じが良く、お昼時ではありましたが、50席位ある店内はほぼ満席に近い状態でした。表には待ち席も用意されています。休日ともなれば相当混み合うお店でしょう。繁盛店の根っ子を見せて頂きました。結局私の天丼は三分の一も食べ切れず、後ろ髪を引かれながら店を後にしました。
わざわざでも、何度でも行きたいお店No.1にランクインです。お薦めします。