「おでこちゃん」の有江農園さんにお話を伺いました!
有江農園さん
熊本の天草地域で定年退職を期に息子さんと熱意を持って柑橘栽培に取り組み、
農業を志す多くの若い人に目標にされるような農業経営を目指されています。
去年、大嶌屋へお電話をいただいたことがきっかけで、おでこちゃんの初出荷をしていただくことになった“有江農園さん”にお邪魔して来ました。
農家さんの言葉に考えさせられた評価のあり方
有江農園さんは、農業を親子でスタートし、まだ5年!農業をまったくやったことのなかった有江さん家族のスタートは「肥料は何をやれば良いの?」「どんなタイミングでどんな風に?」と分かることがひとつもない状態で、周りの農家さんが教えてくれることを素直に受け止め言われる通りに作っていかれた結果・・・12月時点で農協の平均糖度を約1度近くも超える結果が!
有江さんの畑から見える雲仙普賢岳
お土産にいただいたおでこちゃんは、露地栽培なのにも関わらず、12月末時点でなんと14度越え!(大嶌専務が間違えではないかと何度も計り直していました笑)程よい酸味の甘~いおでこちゃんを年を越す前に食べることができて感動しました^^
糖度14度を超えるおでこちゃん
息子さんとお話をする中で、ハッとさせられたことがありました。「大嶌屋さんの契約農家さんへの価格は一定になっているので、計算がし易く、農業の計画を立てやすいため、農家にとって本当に助かる!だけどそれがゆえに、今以上の努力をしなくなる方もいるかもしれないですね」という言葉を聞き、農業に限らず 『評価をしてもらえない!頑張りが認められない!と悩んでいる人もいる』『現状維持から脱却せず向上心が見られない人もいる』 ということが頭の中にかけめぐりました。
取り巻く環境に対応して変化を楽しむ
先日、宮崎県のいちご農家さんへ行った際に「昔と今では土地環境も気温も湿度も違うのに、昔のやり方を継続されている農家さんたちが大変な状態になっている」と教えてもらいました。 時代や自然環境が変わると同時に、考えや行動を変えていかなければ置いていかれる時代なんだと改めて気付かせてもらい、努力をしている人には必ず結果がついてきます。 私も、慣れてくると新しい一歩を踏み出すことに躊躇してしまうので、自分のためにも周りのためにも成長し続けるための変化を楽しんでいきたいです^^
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